3年半前に買い替えた日立製の電子レンジMRO-VS8が、エラー表示のH54が出て温めできなくなりました。ただ、常時NGではなく、温めできる時と、全くダメな時が半々位だったので、症状が出始めて暫くは騙し騙し使用していたのですが、ここ一週間は殆ど使い物にならなくなった為、仕方なく購入先のヤマダ電機のサービスセンターへ急電!
運良く、ヤマダ電機の長期無料保証期間(購入後4年間まで)がギリギリ間に合い、部品代と出張料だけで済むことが判明!これは神のお告げかもしれない⁈と思いつつ、ヤマダ電機のサービスセンターへ連絡後、3日後に日立のサービスマンが来て、早速修理開始!
担当してくれたサービスマンによると、ここ最近、同型機の故障修理の依頼が増えており、エラー表示H54のほとんどの場合は、電子レンジ本体と開閉扉を繋ぐ太いリボンケーブル(カードケーブルとかとも言うらしい)が、扉を開閉する度に内部配線が金属疲労により徐々に亀裂が入り、最終的にリボンケーブル内の何本もある細い配線の内、一本でも断線すると本体側の保護機能が働き、温め機能自体を停止してしまうとのこと。
【左下が断線したもの、右上が断線対策済みの新しいリボンケーブル】
サービスマン曰く、この扉接続用の新しいリボンケーブルには、元々の物には付いていなかった曲がり部分を保護するように、少し厚めのビニールテープの様な物で一部対策されており、既にメーカーサイドも故障原因を把握している様子だと。
個人的には、それならメーカーの日立の方で該当する全ての製品を無料リコールすべきなんじゃないか?と思うけど。。。
ちなみに、以前使用していた電子レンジも同じ日立製だったが、なんと13年間も故障知らずだったがもう充分元を取ったからと、約3年前に今回故障してしまった電子レンジを新たに購入した訳です。
ですから、新品購入後3年そこそこで壊れてしまうのは、そもそも設計不良なんじゃないかと、正直思ってしまう訳です。
ただ、その不満を来てくれたサービスマンの方にグダグダ文句を言っても仕方ないですから、今回は大人しく部品交換をお願いしました。
尚、最終的に掛かった修理費用は、部品代(対策済みリボンケーブル1本)@350円、出張料3,500円、消費税385円の合計4,235円(消費税込み)で済みました。あとは、今回交換してもらった対策済みのリボンケーブルが、今後何年くらい持つかですね。
同じ故障で困っている方の参考になれば幸いです!