先日、お正月休みを使って実家へ戻った際に、近くの郵便局へ年賀状の返信を出そうと出掛けた帰りに、突如メーターパネルが真っ赤になり、「バッテリー電圧低下!シテイノコウジョウデテンケン!」の表示!オルタネーター発電機停止。
続いて、ハンドルがイキナリ異常に重くなりパワステ死亡。ただ幸いエンジンはなんとか動いてる!
直感的に、「あー、これはVベルト(=ファンベルト)が切れたなっ!」と思ったが、ここで停車してしまうと、それこそ本当に立ち往生してしまう⁈と考えるのと同時に、メルセデスのVベルトは1本で全ての動力補機類を駆動している為、当然、ウォーターポンプも停止しているだろうから、オーバーヒートのリスクもあり一瞬迷った。
だがしかしっ!季節は運良く真冬!片道5分の道のりを重ステのまま強行し、なんとか実家の駐車場まで頭からクルマを突っ込んだ。
ふぅー、なんとかオーバーヒートすることなく実家まで辿り着け一安心し、ボンネットを開けてみる。あちゃー、思った通りVベルトがバリバリに千切れて飛び散ってる、、、笑
更によく見ると、Vベルトを送るプラスチック製のアイドリングプリーが、見事なまでに粉々に割れてしまっていて、恐らく長年の熱害と経年劣化により破損して、その弾みでVベルトも千切れてしまった様子。
自分でやれることは自分でやるっ!がモットーの私。早速、Amazonで補修用のVベルト(部品番号6PK2380)とアイドリングプリー(部品番号0002020019)をポチッして、注文。そして翌日には届きました。
早速、ボンネットを開けてDIY交換作業スタート!無残に飛び散ったVベルトの残骸や破損したアイドリングプリーをキレイに除去して、ひとつ一つ間違いがない様に確認しながら、新しいアイドリングプリーをつけ直し、Vベルトを組み直します。
ちなみに、メルセデスのVベルトは、ベルトテンショナーという自動的に張り具合を調節してくれる機構が付いている為、ベルトテンショナーに付いている17mmの六角ボルトの頭を反時計回りに、できれば長い取手が付いたトルクレンチなどを掛けて押し倒せば、テンショナー自体が簡単に左側へ倒れるので、その状態でVベルトを回し込み、ちゃんと各プリーにベルトの溝が噛み合っているか確認すれば作業終了です。
また、アイドリングプリーは、星型のトルクスネジで付けられているので、もし手元に無ければ、最寄りのホームセンターなどでトルクスネジ回しT50を一本買えば済みます(550円程度)。※付いているトルクスネジは、反時計回しで緩めて、時計回しで締まります。
部品交換後は、エンジンもバッテリー&パワステも無事に復活しました。新年早々やれやれですw